脱臼とは簡単に言うと関節が外れることです。
これを整復できるのが医師と柔道整復師のみなのです。
看護師も理学療法士も鍼灸師も医療従事者ですができません。もちろん整体師も(そんな国家資格はないですが)できるはずもありません。
つまり柔道整復師は骨折・脱臼を整復できなくてはならいのです。
でも現実は、昨今昔に比べ簡単に資格が取得し易くなったこともあり、志低い者が資格を取り、いわばペーパードライバーの資格保持者が多いのです。
断言すると脱臼整復ができない柔道整復師は、資格があっても柔道整復師とは呼べないですよね。つまり、脱臼整復ができなくても資格が取れてしまうのが問題ですね。そんな柔道整復師が8割もいるのです。驚きですよね。
そして、そんな8割の先生も接骨院を開いているのです。よく考えると怖いですよね。そんな接骨院にそのような患者さんが行くと、聞いた話によると「脱臼はうちでは・・・」や「整形外科の同意がないとできないのです。」などと言うそうです。
大問題ですよね。「脱臼はうちでは・・・」って・・・。
当然、知識も技術もないので他の外傷もテキトーな治療になりますよね。当院院長が以前、スポーツの大会に行って救護の先生が膝をケガした選手に、「太ももの肉離れです。」と言ったそうです。院長の所見は、発生機序がいわゆるニ―イン・トゥーアウトであり、疼痛の場所などから明らかにMCL損傷だったそうです。知識がないにもほどがありますね((笑))
経験も知識も低い先生が安易に開業しているという接骨院が多すぎるのです。悲しいですね。
次に、「医師の同意がないと・・」は、真っ赤なウソです。
応急処置は医師の同意がなくても整復治療ができます。応急処置(整復)をして念のため病院でレントゲンを撮り診断をしていただき、その後に接骨院で治療をする場合は、医師の同意が必要となるのです。
つまり、これももっともらしい事を言ってますが、「逃げ」ですね。
皆さんにぜひ伝えたいのは、当院に来院して下さいとは言いません。
当院は、医師の先生や看護師さん・病院にお勤めの方も患者として通院されている方もいるくらい信頼がありますのでもちろん当院であれば間違いはないですが。
うちでなくてもイイです。他の接骨院でもいいです。
でも、本物の柔道整復師がいる接骨院に行って下さい。