昔はよくケガをしたら冷やせと教えられたものです。
柔道整復師の勉強でもRICE処置が基本だと教わります。その中にアイシングがあります。
しかしもうこれは正直古い考えです。
昔は、ケガ直後にしっかり冷やすと治りが早いと信じられてましたが、今の常識では逆です。けがの治りを遅くしてします。
アイシングの効果は痛みを麻痺させ緩和することと熱感をとることはあると思います。
しかし、冷やすことは治癒速度を遅らせる原因の一つであると言えます。
つまり受傷直後に動かさなくても連続した激痛があるのならアイシングもありかもしれません。
逆に言うと動かさなければ痛みが出ないのであれば冷やさずに安静にしいているのがベストです。
・何から何まで冷やす
・受傷から3日間冷やせば治りが早い
などは、かなり古い考えということになります。
特にスポーツ現場での救護担当者はすべて冷却という考えはNGです。